「ごめんなさい」が言えなくて困っている。
私もその1人でした。
2歳半頃から、ごめんなさいを教えなきゃだなあと思うようなことが起き始めた我が家。
おもちゃを投げる、わざとじゃなくても相手に痛い思いをさせてしまう、やめてほしいことをやり続ける…などなど。
結論、絵本に救われました。
どういう時にごめんなさいを言うものなのか、なぜ言わなければいけないのか。
少しずつ理解してくれるようになったので、ごめんねが出てくるようになりました。
同じように悩むママへ、我が家の記録と学びが役に立てば嬉しいです…!
そもそも、ごめんなさいが言えるのはいつ頃?
ごめんなさいにも、①収拾をつけるためのごめんなさい、②悪いことをしたと伝えるためのごめんなさい、の2つがあります。
①収拾をつけるためのごめんなさい = 手段として「ごめんなさい」を言う
②悪いことをしたと伝えるためのごめんなさい = 相手の気持ちに寄り添い、心からの反省として「ごめんなさい」を言う
親としては②を望むのが当たり前の感情だと思いますが、悪いことをしてしまった…と「心からのごめんね」が言えるようになるのは、6歳頃からだそう。集団生活の中で協調性が身に付いてくることで湧く感情のため、それまでは「言わなきゃいけないことだから言う」が普通みたいですね…!
一般的には「社会性が身に付き始める」という理由で、4歳頃からごめんなさいが言えるようになるそうです。もちろん個人差はあります。
なので、2歳3歳で言えないとしても焦らなくて良いというか、ごめんねを教えておくことは必要だと思いますが、言えないからダメということはありません…!
ごめんなさいが言えない…我が家はこんな状況でした


いろんなシチュエーションはありますが、「そういう時はごめんねって言うんだよ」に対して、「やだ!言わない!」と、断固拒否。とにかく、絶対に言わない。ちょっと落ち着いてからもう一度話しても、頑なに言わない。
「ごめんね」が発音できないというのは考えづらかったので、とにかく言いたくないんだなあと。
行動の裏にある「理由」を聞こうと思っても、「なんで?」「どうして?」の概念がまだ曖昧で、言いたいことはあるのに上手く言えない、伝わらないことにイライラして大泣き。「こうしたかったの?」「こう思ったの?」と訊きながら探るのも、うぎゃー!となった状態ではとても話が出来ず、こっちもはあーーーーーーもういいや…と諦めることもしばしば。
「なんでごめんね言いたくないの?」に対しても、もちろん答えられないのでずーっと平行線。そんなことが続いていましたね…泣
やりとりで気付いた、ごめんなさいが言えない原因
否定されたらもう言いたくない
これは完全に私の反省点なのですが、反射的に「なんでそんなことするの?」「それはやっちゃダメなことだよ」と、否定してしまう。否定されたら、そこには反発心しか生まれないわけで、こっちの話など聞けるはずもない。
そもそも、「その前にこっちには理由があるんだよママ!わかって!」という状態だから、「非を認める」なんて到底無理なんですよね。
まず共感!共感が大切!と言われる理由を痛感します…
強制までされたらさらに言いたくない
否定からの、「ごめんねって言おうね」という強制。これはもう、戦場になりますよね…汗
もしも、本人がわざとではなく結果的にそうなってしまった状況の場合、これは火に油を注ぐようなもの…
子どもよりは感情のコントロールができる大人でも、否定や強制は嫌ですから、我がままに生きる子どもにとってはたぶん地獄で…
悪いことだったかもしれない、言おうかなという気持ちが途中で沸いたとしても、強制されることで、言いたくない!と意地を張るのはもっともな気がします。
大切なのは「事実と理由」を確認すること


わかっていても出来ない、これがママの本音かもしれませんが、ごめんなさいを教える上で大切なのは、まず「事実と理由」の確認だと思います。
①たった今起きた事実
②そうしてしまった理由
③謝らなければいけない理由
これを確認し合って、初めてごめんなさいになるのかなあと。
おもちゃ投げちゃったね。
ママにうまく伝わらないから怒っちゃったのかな?
でも、パパが買ってくれたおもちゃ投げたら、パパ悲しむんじゃない?
これが理想なのですが、はい、現実はそう簡単じゃありません。汗
ですが、この流れをすっ飛ばして「ごめんなさい」を言わせることが目的になってしまうと、ただごめんなさいを言っておけばいいという考えに至ってしまう気がします…
我が家の娘のように、理由という概念がまだない状態であればなおさら、ママが怒るから、ママが言いなさいって言うから言っとこ、みたいな感じになってしまって、心を学べないというか…
いつも共感してあげられて、いつも冷静に対話できる自分であればいいんですが、どうにも上手く行かないことがほとんどで。汗
ちゃんと子どもの話を、そうだねそうだねと聴けるママさんが本当に眩しい…汗
どうしたら、ごめんなさいの意味を理解してもらえて、必要なことだとわかってもらえるか…
そう考えた時に、絵本の力を借りよう…!と思ったんです。
絵本は、俯瞰して見ることができるので理解しやすい


ケンカしている2人を第三者として見ている時って、すごく冷静で、あーこっちはこう思っているんだなあとか、このケンカの原因はこれだなあと気付けたりしませんか…?
要は、当事者の時って感情いっぱいいっぱいだから、何も見えなくなってしまう。お互い聞く耳を持てなかったりします。
でも他人事のように俯瞰して状況が見られれば、何が問題で、何が必要かがわかる。
これはもう絵本の出番だ…!と思いました。
結論、絵本が本当に良い学びを与えてくれて、なぜ謝らなければいけないのかを理解してくれたこと、実際の出来事の中で「ごめんね」が言えるようになったことは、大きな成長を感じてとても嬉しかったです。
年齢的に、心からのごめんねではないのかもしれない。でもこれは、相手の立場に立って考えられるようになった証。ものすごく大人になったなあと感じました。
我が家で重宝した、ごめんなさいを教える絵本2冊
「ごめんやさい」 (作:わたなべあや / 出版社:ひかりのくに)
登場するのはやさいたち。
間違えてお友だちの帽子をかぶちゃった。ごめんやさーい。いーいーよー。
こんなやりとりが繰り返される絵本です。
うっかりな時にもごめんなさいが必要なこと。そして快く許すことが、仲良く遊ぶためには必要だと教えてくれます。
大根ちゃんはどうしてごめんやさいしたのかな?
もしごめんやさいしなかったら、なすちゃんはどんな気持ちかな?
そんな対話もしながら読むと、考えていることの確認ができて、より深まった気がします。
ちなみに、娘が初めて自然に謝った時は、「ごめんやさいっ」照/// でした。笑
「ごめんなさい」 (文・絵:いもとようこ / 出版社:岩崎書店)
登場するのはねこのにゃんたと、おじいちゃん。
にゃんたはおじいちゃんの不在中、おじいちゃんが大切にしている植木鉢を誤って壊してしまいます。
相手の大切なものだけに、ごめんなさいを言い出しづらい状況。
そんな時でも、悲しませることをしてしまったら、勇気を出してごめんなさいを言うこと。それがお互いのためになると教えてくれます。
にゃんたはどんな気持ちかな?
おじいちゃんはどうしてにっこりして許してくれたのかな?
ごめんやさいの絵本よりもずっしりとした内容だからか、娘は結構真剣に考えていましたね…!
普段から「自分の感情を観察させること」で、相手の気持ちを考えられるようになる


相手の立場になって、相手の気持ちを考える。とても大事なことだとは思うものの、結構難しいものだなあと思っていて。
やっぱり自分の感情優先になってしまうし、冷静じゃない時、なかなか考えられない。
結局、相手の気持ちを考えられないのは、そもそも自分の気持ちを見つめていないからかなあと。
今どうして嫌な気持ちになったんだろう?嬉しかったのはなぜだろう?
そんな風に自分の感情を観察して、それを言語化するのが当たり前だったら、相手の感情にもきっと敏感になる。
今どんな気持ち?どんな感じがした?
そんな問いかけが、自分の気持ちを観察させ、ひいては相手の気持ちを考えられることに繋がるのではないかなあと、そんな結論に至りました。
いつもいつもは難しくても、その意識があるだけで会話は変わっていく気がします。
何より、私自身の心も良く育っていきそうで、娘と一緒に頑張ろう…!と意気込む今日この頃です。
子育てって、本当に難しい…
だけどやっぱり、試行錯誤するから学びが多くて、親になってからの方が成長している実感があります…!
この記事が、どこかのママさんの試行錯誤の1つになれば嬉しいです。




