怒らない人になりたい。怒っている自分が嫌い。
本当の怒らない人になるにはどうしたら良いんだろう…
私は、昔から「怒らないこと」が課題でした。
自己啓発本を読み漁り、あれもこれも試してきましたが上手くはいかず…子育てが始まると、より怒る人になっていきました。
泣かれてはイライラ、急かされてはイライラ、言うことを聞いてくれなくてイライラ。
愛情いっぱいの子育てとは真逆の毎日で、あまりにイライラしすぎて実は病気にもなりました。
「怒りが体を壊す」ということを身をもって経験し、何とかしたいと手に取ったのが、スリランカ出身のお坊さん、アルボムッレ・スマナサーラさんが書いた「怒らないこと」という本です。
宗教には興味がない私ですが、タイトルを見た時に直感的に読まなきゃ!と思ったんですよね。
私はこの本から、
・自覚することの大切さ
・法則を知ることの大切さ
・コツコツと続けることの大切さ
を教わりました。
どれも、怒らない人になるために必要なことです。
そこから、どんな方法を見つけたのか、どうしてその方法なのか、本からの学びをベースにそんな実践的なお話ができればと思います。
怒らない人になるために、実際何をしたら良いの?頑張り方がわからない…と悩んでいる人に読んでいただけたら嬉しいです。
そもそも怒りって何?どんな内容の本なの?ということが知りたい人は、まずこちらの記事を読んでみて下さいね。
「怒らないこと」を読んで、衝撃を受けたこと

スリランカ出身のお坊さん、アルボムッレ・スマナサーラさんが書いた「怒らないこと」という本。
今では人生のバイブルになった本ですが、衝撃を受けた学びを少しお話します。
・感情は大きく「愛情(喜び)」と「怒り」しかないこと
・悲しい、寂しい、つまらないなどの感情も「怒り」だということ
この2つを知って思ったのは、私って、大半怒りまみれで生きてるんだ…ということ。
活動時間が12時間だとしたら、11時間45分は怒りにまみれていたと思います。ほんとに。
子育てをしていると特に、怒ることはもちろん、落ち込んだり嫌になったり後悔したり、娘にごめんよーと言うことも多々…
怒りたくないのに、怒らない人になりたいのに、怒ってばっかりいる…
また、そんな私に諭すような一言。
「あなたは怒りたくて怒っているんですよ。本当に怒りたくない人は、注意深く過ごすので滅多なことでは怒りませんし、怒ってしまったら恥ずかしくてシュンとしてしまいます。」
怒りたくないと言っておきながら、怒った後ちょっと発散できたような気持ちにもなっている私は、確かに「怒りたくて怒っている気がする」と妙に納得しました。
怒るも怒らないも自分で決められるわけで、反射的に怒ってしまっているとしても、怒りに任せて怒鳴ったりして、これは怒ろうと決めて怒っているんだ…
初めて自覚できて、ようやくスタートに立てた気がしました…汗
そもそも、私が怒らない人になりたい理由


怒りがあることで生きづらさを感じていたからです。
小さいことでもすぐイラッとしてしまうので、気持ちの波が激しく、心がいつも忙しない状態でした。胸の奥をぎゅーっと握られるような感覚がいつもあって。
子育てが始まるとさらに拍車がかかり、なんで私、母になったんだろう…という暗い気持ちまで湧いてきていましたね。
大袈裟ではなく、本当に自分も家族も崩壊する…と危機感を覚え、怒りと真剣に向き合うことに。
「本当の怒らない人」を目指そうと決意しました。
怒る条件が揃っていても怒らないのが「本当の怒らない人」


怒る原因がない時に穏やかでいられるのは当たり前。それは本物ではないとスマナサーラさんは言います。
本当の怒らない人=怒りがない人は、みんなにけなされたり、理不尽にキレられたり、怒る条件が揃っていても平常心でいられることだそうです。
えっ…ということは、娘のイヤイヤ期を迎えても、イライラせず、もちろん怒鳴らず、平常心でいろってことですか…
正直、それは難しすぎないか…と心の声が漏れかけましたが、「本物になるには、何があってもびくともしない心をつくるしかない」ということなんだなあと。
もちろん、急に怒らない人にはなれませんが、いずれ「本当の怒らない人」になるために、自分の怒りと日々向き合っていこうと思いました。
本当の怒らない人になるための3つのポイント


その1 「自覚すること」
病気に置き換えるとわかりやすいですが、治そう!と思ったら、まず病気の原因を見つけることが出発点。
そのためには、自分の生活をよーく思い出して、これが原因かもしれない!と自覚することが必要ですよね。
当たり前ですが、現状を把握しなければ、治療法は見つけられません。
それと同じで、怒っている自分から目をそらさないことが大切。
怒る自分は嫌い!と強く思っている私は、怒る自分を見ないようにしてしまいがちですが、それは正しい解決方法を見つけづらくします。
その2 「法則を知ること」
例えば、「男性は、女性に比べると1つのことにしか集中できない」という法則がありますが、もしもこのことを知らなかったらどうなるでしょうか?
仕事ばっかりに熱を注ぐパパに、育児も家事も分担してるのになんでちゃんとやってくれないの?というイライラが湧きますよね。
そうだ、男性はそもそも、カテゴリーが違うことを同時にやるのが苦手なんだった…そう考えられると、怒っても仕方がないことだと、だんだんイライラしなくなると思います。
例えば、「手放すと入ってくる」という法則を知っていると、手放すことに抵抗がなくなりますよね。
何かを得るために捨てるんだと、前向きに捉えられませんか?
2つ例を挙げましたが、何が言いたいかというと、法則を知っていると「納得して行動できる」ということです。
そしてこの納得感は、「続けること」につながっていきます。
その3 「コツコツと続けること」
怒る人は、怒ることが「癖」になってしまっているとスマナサーラさんは言います。
癖を治すって、個人差はあれど時間も根気も必要ですよね。いつも肘をついて食事をする癖を治すには、毎食の本人の努力が必要になってきます。
それこそいつも、気付いては治し、気付いては治しを繰り返すことで、体に染み込ませていくようなイメージ。
自覚がしづらい感情は、常に思い出して正していくしかありません。頑張っても頑張っても怒ってしまったりして、3歩進んでは2歩下がるような日々になりますが、それがいつしか習慣になっていくんだと思います。コツコツと続けることが、徐々にイライラ知らずの自分をつくっていくはずです。
本当の怒らない人になるための、簡単シンプルな方法とは?


それは、「お守りの言葉を常に持ち歩く」ということです。
どういうことかと言うと、もしイライラしてしまっても、そのイライラが鎮まるような言葉を決めて、いつも頭に置いておくということです。
頭に置いておくというのは、「繰り返し唱える」でも良いですし、決めた言葉をスマホのロック画面にして、「常に見る」というやり方でも良いと思います。
大事なのは、「サッと」「常に」思い出せる、立ち返れるということ。
怒りは一瞬で芽生えてしまうものなので、こちらも一瞬で立ち向かえる方法でないとあっという間に飲み込まれてしまうからです。
怒りを消す言葉の決め方
スッと簡単に口に出せるくらい、短い言葉にするというのがまず大切です。
そのうえで、納得せざるを得ない法則的な意味の言葉にすると、より効果があります。
具体的には、
・その言葉を思い出したら、仕方ないんだと納得できるか?
・その言葉を思い出したら、イライラがふっと消えるか?
・その言葉を思い出したら、感情を切り替えられるか?
をポイントにして決めると良いと思います。
ちなみに私が決めた言葉は、「自分の思い通りに行かない方が自然だ」です。
短い×法則で成り立っていて、常に頭の中で唱えています。
世の中って、思い通りにいかないことばかりですよね。
物事も、人間関係も、思った通りにはいきません。
でも、実はそれが自然で、全てが思い通りになったら逆にこわくないですか?
いろんなことが複雑に絡み合って成り立っている世界なので、思い通りにいかない方がむしろ自然なんです。
計画を立てても、計画通り進まないのが自然。
娘が言うことを聞かなくても、それが自然。
そう考えると、肩の力が抜け、すんなり納得ができる言葉で、私にとって怒りを鎮められる言葉です。
冗談じゃなく、怒りの沸点が上がる前に止められることも増えてきました。
子育ては、怒らない自分になるために最適な修行


自分の思い通りにいかない最たるものが子育てだと思います。
常に怒りが出番を待っている状態で、どれだけ怒りを登場させずにやり過ごせるか。それも毎日。
鍛えるには申し分ない条件が揃っているんですよね。
私が、ブログ名を「じぶん育て、」にしたことに、より意味が出てきます。
短気でも怒らない人になれた!ということを自信に変え、毎日が生きやすくなることを目指して頑張っていこう!と意気込む私です。
もっともらしいことをつらつらと書いてきましたが、シンプルに、幸せを感じて生きたいなと。
怒りと向き合うぞ!という同志の方、一緒に頑張りましょう。
イライラはどうにもできないんだと諦めなくて済んだ、本当に感謝している1冊。私の人生を変えてくれました。
まだ読んでいない人はぜひ。







