栄養価の高い食品として知られているオートミール。
最近では、グラノーラなどのシリアル食品でもよく見かけるようになりました。
でも実際、オートミールってどんな物なのか知らない…
どうやって調理するの?
実は私も、インスタママさんの投稿でオートミールの存在や食べ方を知り、興味を持ち始めました。
離乳食にも使えて、栄養もたっぷりのオートミール。
せっかくだからちゃんと知りたい!
赤ちゃんにはどのくらいの量を食べさせていいの?
そんな、オートミール初めてママさん向けに、詳しく解説できればと思います!
オートミールとは?

オートミールとは、脱穀したオーツ麦を食べやすく加工したもの。
それを、oats(オーツ麦)とmeal(食事)という英語で表現し、「オートミール」と呼ばれています。
オーツ麦は、殻の形が燕(つばめ)の姿に似ていることから、燕麦(えんばく)とも呼ばれ、地域によってはカラス麦と呼ぶところもあるそうです。
オーツ麦はその名の通り、小麦や大麦、とうもろこしなどと同じ穀物の一種。海外では朝食として一般的ですが、最近では日本でもよく食べられるようになりました。基本的に主食として食べられることから、グラノーラなどのシリアル商品としてよく扱われています。
オートミールってどんな食べ物?

食べやすく加工したオーツ麦がオートミール。
どのように加工されているかというと、蒸す、挽き割る、ローラーで平たく伸ばすなどの工程を経て、食べやすくなっています。とは言っても、味付けされていないオートミールをそのまま食べても美味しくありませんので、何かしらの調理が必要です。
オートミールは精白(穀物をついて皮をとり、白くすること)を行わず、外皮を残したまま加工されるため、栄養が豊富なことはもちろん、安全で健康的な食品として注目されています。
牛乳やヨーグルトをかけて食べるグラノーラは、オーツ麦が主原料。
それに、ナッツやフルーツを加え、メープルシロップなどで味付けをし、一度オーブンで焼き上げたものがグラノーラと呼ばれています。
栄養が豊富で、手軽に美味しく食べられることから、美容や健康ダイエット食として注目されていますよね。今では子どもの栄養不足を防ぐために、離乳食にも使うママが増えてきました。
オーツ麦の栄養価はどのくらいのものなのでしょうか?
オートミールの栄養価と、その効果

鉄分が豊富
鉄分は、玄米の約2倍で100gあたり約6mg摂ることができます。乳児期〜幼児期で1日に推奨される量は4〜6mgほどなので、不足しがちな鉄分を十分に補うことができますよね。
食物繊維が豊富
食物繊維は、精白米の約22倍、玄米の約3.5倍もの量で、100g中10g前後を摂ることができます。オートミールの食物繊維の特徴は、水溶性と不溶性の両方の食物繊維をバランスよく含み、効果的に体に作用すること。
水溶性食物繊維は水に溶ける食物繊維。
柔らかい便を作ってくれるので、水分が少ないことによる便秘には効果抜群です。
また、水溶性食物繊維に含まれるβグルカンは、腸内の善玉菌を増やし血液中のコレステロールを排出させる働きがあります。
不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維。
腸内で水分を吸収して膨らむため、便の量を増やし、腸の運動を活発化するので、お通じに良いとされています。
腸内環境の動きが悪いことによる便秘に効果抜群です。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維、どちらもバランスよく摂れるのがオートミールなんですね!
オートミールの魅力


グルテンフリー食品
小麦にはグルテンがたくさん含まれますが、同じ麦でもオーツ麦はグルテンフリー。
そもそもグルテンとは、小麦や大麦、ライ麦といった穀物から生成されるたんぱく質のこと。
オートミールの原料であるオーツ麦には、グルテンを形成するたんぱく質は含まれていません。そのため、グルテンフリー食品として扱われるようになりました。
そもそもグルテンは、人の消化酵素で完全に分解されにくく、分解途中の物質が炎症を引き起こして、消化吸収機能の障害をもたらす可能性があるとされています。体質によっては、体の中で消化不良や便秘、下痢、アレルギー反応を引き起こす可能性があるそう。小麦アレルギーが発症しやすい子どもには特に、グルテンフリー食品を選ぶに越したことはないですよね。
低GI食品
低GI食品とは、血糖値の上昇度が低い食品のこと。
血糖値がぐんと上がってしまうことにより分泌されるインシュリンというホルモン。これが、たくさん分泌されることで脂肪が溜まりやすくなってしまうため、太る原因になります。
つまり、血糖値が緩やかに上昇すれば、インシュリンの分泌が抑えられるため、太りにくくなるんですね。それを叶えてくれるのが低GI食品。
大人でも子どもでも、健康的な体でいるために重要な役割を果たしてくれます。
オートミールの種類
同じオーツ麦でも、異なる加工により、多くの種類のオートミールができあがります。
代表的なオートミール5種類をご紹介したいと思います。
カットオーツ
・全粒のオートミールをカットしたもの
・アイリッシュオーツとも呼ばれる
・加熱処理がされておらず硬いため、そのまま食べられない
・20分以上、煮るなどの加熱調理が必要
・プチプチとした食感のお粥ができる
・パンに混ぜて焼くなども可能
オーツブラン
・精白していく時に出てくる粉(外皮)で、オーツ麦のふすまのこと
・オートブランとも呼ばれる
・他のオートミールに比べて食物繊維やミネラルが非常に豊富
・粉状のオートミールのため、さまざまな料理にちょい足しして使う
・パンや、クッキーなどのお菓子がオススメ
ロールドオーツ
・全粒のオートミールをローラーで厚めに平たくし、焼釜でローストしたもの
・テーブルオーツとも呼ばれる
・加熱処理がされているのでそのまま食べられる
・5分ほど加熱調理が必要
・電子レンジでの調理も可能なため使いやすい
・おかゆにして食べるのが一般的
クイックオーツ
・ロールドオーツを細かくしたもの
・一般的で、使いやすいオートミール
・加熱処理されているのでそのまま食べられる
・加熱調理なしでもOK
・電子レンジでの調理も可能なため使いやすい
・おかゆやポタージュなど、水分の多い料理に向く
・牛乳やヨーグルトに一晩浸し、柔らかくして食べるオーバーナイトオーツもオススメ
インスタントオーツ
・ロールドオーツを調理して乾燥させたもの
・クイックオーツに並び一般的なオートミール
・加熱処理されているのでそのまま食べられ、味付けされているものが多い
・加熱調理なしでもOK
・電子レンジでの調理も可能なため使いやすい
・煮るなどの加熱をすると、ほとんど食感が残らずとろりとする
・牛乳やヨーグルトをかけて食べるのもオススメ
離乳食に向くオートミールは?いつから、どのくらい食べさせてOK?


加熱処理がされていて、調理すれば食感がほとんど残らない「クイックオーツ」と「インスタントオーツ」が離乳食には向いています。インスタントオーツを選ぶ場合は、味がついていないものが良いでしょう。
オートミールは、離乳食初期から食べさせることが可能です。加熱調理をし、裏ごしして、おかゆやおかずに混ぜて使いましょう。
【離乳食(おかゆ)にオートミールを使う場合の目安量】
基本的に、10倍がゆ、7倍がゆなどと同じ要領で作ります。
計量カップ1杯(200cc)が約80gなので、目安にして下さい。
初期:オートミール5gに、水分50g (10倍)
出来上がり量:55g
中期:オートミール6〜10gに、水分42〜70g (7倍)
出来上がり量:48~80g
後期:オートミール10〜20gに、水分50~100g (5倍)
出来上がり量:60~120g
完了期:オートミール30〜40gに、水分60~80g (2〜3倍)
出来上がり量:90~120g
あくまで目安ですので、お子さんの成長具合によって加減してくださいね。
オートミール商品も豊富にあり、それぞれ調理時間やオススメレシピなどあるので、そちらもぜひ参考にして下さい。
さて、離乳食初期から使える便利なオートミールですが、大事な注意点もあります。
オートミールを使うママに気をつけてほしいこと


それは、小麦アレルギーです。
小麦アレルギー?
オートミールはグルテンが含まれないオーツ麦なのに、なぜ小麦アレルギーに気をつける必要があるの?
それは、オーツ麦からオートミールにする製造過程で、小麦が混ざってしまう可能性があるからです。オーツ麦と小麦を同じ畑で育てている場合も同様になります。
もともとはグルテンが含まれないオーツ麦ですが、小麦が少しでも混ざってしまえば、小麦アレルギー症状が出る可能性があるんですね。もちろん、小麦が混ざっている場合は、オートミールでもグルテンフリーの記載はありませんのでご安心下さい。
完全に小麦が入っていないオートミールを選ぶ場合は、必ず「グルテンフリー」や「ピュアオーツ」と記載されている物を選びましょう。
グルテンフリー食品として扱われているオートミールですが、グルテンフリーかどうかは、食品の記載表示をよく確認して下さいね。
離乳食にオススメのオートミール商品


離乳食に使いやすいオートミール商品をいくつかご紹介します。
(2022年8月時点の情報です)
日本食品製造:プレミアムピュアオートミール
・インスタントオーツ
・オーツ麦100%
・無添加
・乳児用規格適用食品なので離乳食に最適
日本食品製造:オーガニックピュアオートミール
・インスタントオーツ
・有機オーツ麦100%
・日本有機栽培認定食品(有機JAS)
・無添加
・乳児用規格適用食品なので離乳食に最適
エルサンク・ジャポン:有機オートミール
・クイックオーツ
・小粒の有機オーツ麦
・日本有機栽培認定食品(有機JAS)
・味がついていないため離乳食にも向く
ケロッグ:オートミール
・インスタントオーツ
・全粒オーツ麦100%
・無添加
・粒感が残らないので離乳食にも向く
※単品商品、セット商品などありますので、よく確認してからご購入下さい。
同じオートミールでも、食感や風味などが違うので、お子さんの好みに合うオートミールをぜひ見つけてみて下さいね。
鉄分や食物繊維が豊富に摂れて、何より健康に良いというのがママとしては嬉しいポイント。
私も、オートミールを上手く使って、娘の健康づくりに勤しみたいと思います。











