言葉の発達が遅い気がする…
育つ環境が違うんだから、成長スピードに差が出るのは当たり前。とわかりつつも、目安と比べて遅いと不安になりますよね…
2歳くらいになると外で過ごすことも随分増え、周りの子どもと比べたり、誰かの何気ない一言に胸をかき乱されるような思いをしたことがある…というママも多いのではないでしょうか?
我が家は、2歳健診の時にそういう経験をしました。
目安より遅い自覚はあったものの、おしゃべり自体はよくしていたし (宇宙語でしたが 汗) 、理解力は高そうだとパパとも話していたので、予想に反してダメージが大きかったです…ね。
親子の幸せを願う先生としては、ありのままの事実を伝えてくれただけだとわかっていても、上手く話せないという事実が、母親の自覚が足りないのだという気持ちを湧き上がらせました。
でもですね、いろんな葛藤を経て、あっという間に過ぎ去っていきました、そんな暗い気持ち。
できることはやる、でもあとは流れに任せる。
それで大丈夫なんだというお話ができればと思います。
そもそも「言葉が遅い」とは?
専門的な用語だと「言語発達遅滞」と呼ばれるそうですが、聴力や知力など、他に問題がない場合はこれが当てはまるそう。
年齢ごとに示されている言語発達段階の目安と比べると遅いということになります。
レベル感はそれぞれですが、多くは、「語彙が少ない」「語数が増えない」「発音が喃語っぽい」などが心配になるポイントです。
2歳児、言葉はどのくらい話せる?語彙数は?

2歳児、特に2歳半くらいまでの間に、2語の文で話せるようになる傾向。
「わんわん いた」
「ママ バイバイ」
「ごはん たべる」
「これ どうぞ」
などなど、十分会話になって、コミュニケーションが取れるようになります。「これ何?」「これは?」という質問も増えてくる時期。
また、2歳半〜3歳くらいで、3語の文を使い始めるようです。
「パパ あっち いった」
「ママ ごほん よんで」
「ママ おてて つなぐ」
など、より具体的な話し方ができて、意思疎通も十分できるようになります。「なんで?」「どうして?」という、理由を聞く質問も増えてきます。
1歳半から3歳までの間で、言葉の発達が急速に進むと言われていますが、だからこそ個人差が大きく出る時期。
語彙の数、発音の良さもその子によって違います。
ちなみに、2歳0ヶ月での平均語彙数は200〜300語くらいです。
我が家は正確に数えられていませんが、たぶん100語くらいだったと思います。や、もしかしたらもっと少なかったかも…発音もまだまだ赤ちゃんぽさが強かったですね…
ただこの頃は、語彙の数より「大人が言っていることを理解しているか」が重要のようで、その辺が問題なければ心配ないそうです。
言葉の発達に必要な5つのこと
1. 言葉を聞き取る「聴力」
読み書きが難しい年齢ということもあり、基本的に耳から聞いて言葉を覚えていきます。聞き取れないと、当然ながら正しい発音ができず、なかなか語彙も増えません。
もし、呼びかけへの反応に違和感がある場合は、聴力に原因があるかもしれないので、検査することをお勧めします。
2. 言われたことを実行できる「理解力」
耳から入った言葉はいろいろな神経を通り、ウェルニッケ中枢に伝達されることによって理解できるそう。このプロセスを踏むことが、「意味を持つ言葉」として学習できることに繋がるので、言葉を話すために必要な力です。
ちなみに、話す力よりも先に発達するのがこの理解力。なぜかと言うと、ママのお腹の中にいる時から耳は機能しているからです。使っている歴が違うんですね。
話せるかどうかよりも、理解しているかどうかが大切だと言われるのはこれが理由です。
3. 正しく発音するための「舌やあごの発達」
大人と同じような発音で話すには、唇や舌、あごなどが発達し、意識せずに動かせるようになることが重要。この発達がゆったりだと喃語っぽい話し方が続くので、この時期正確に発音できていなくても気にすることはなさそうです。
4. 話したい「欲」
これは個々の性格が関わってきますが、おとなしかったり、恥ずかしがり屋さんだったりすると、そもそもの話したい気持ちがあまりないということもあります。2歳児は特に、したければする、したくなければしない!という時期でもあるので、体の成長スピードに関係なく個人差が出そうです。
5. 話しやすい「環境」
「話しやすい雰囲気かどうか」というのも、話す上で重要です。なんとなく空気が重い時、大人でも話し出すのを躊躇うことってありますよね…
何でも話して大丈夫なんだ!と思える雰囲気が、話そうという気持ちを湧き上がらせてくれそうです。
メラメラせずニコニコ…精進します。汗
ちなみに我が家は、3〜5番が足りなかったなと。いろんな意味で発達ゆっくりちゃんではありましたが、私の心掛けが足りなかった感はありましたね…
2歳0ヶ月〜2歳7ヶ月 娘の言葉記録


この期間で大きく発達しましたが、大まかに言うと、2歳3ヶ月くらいから、言葉爆発期 (勝手につくりました) に入りました。
2歳0ヶ月:語彙が少ない&まだまだ喃語っぽい発音
2歳3ヶ月:急に語彙が100くらい増えた&2語文到来
2歳7ヶ月:3語文をほぼすっ飛ばし多語文到来&まだ喃語感・自分語は健在
あっという間に、心配は消えていきました。
ちなみに、自分の通称「〇〇ちゃん」と言えるようになる目安は2歳前後のようですが、娘は2歳7ヶ月。一般的に見て、このくらい言えるよねと思われるような言葉、例えば「どうぞ」「ありがとう」も同じ時期でしたね。
食べること、食べ物に関心がありすぎる娘は、その類での会話は本当に流暢で、
・ねんねして いぱい (いっぱい) おやつ たべたいね
・ママ ごはん たべたの?
・やっぱり おいしいよね〜 これ〜
・いも まだ いぱい (いっぱい) たべてい?
・ママ おそじ (おそうじ) してるとき 〇〇ちゃん たべた
結構話せるやん!と突っ込みたくなるほどです。
発音も随分正確になって、本当に何が起こったのだろうと…
今思えば、頭の中でずっと咀嚼していて、やっと自信がついたぞ!話すぞ!みたいなことだったのかもしれません。
とは言っても、2歳7ヶ月の時点でも、正しい発音で言えない単語も、自分語で話す単語もまだまだたくさんあります。
・ぴっぴ (鳥)
・こっこ (りんご)
・わんわ (ご飯)
・ナナシ (バナナ)
・おいしー (楽しい)
・アパ (アンパンマン)
・チッチー (ミッキー)
・ピーコー (救急車)
・行くない (行かない)
・プスーン (スプーン)
・パンカイ (乾杯)
・ナイナイ (バイバイ)
などなど、なぜそうなる…?というのも多いです。笑
話すことがより楽しくなってきたようなので、指摘も否定もせず、ただただ愛でております。笑
言葉の発達を促すために心掛けたこと
絵本を使ってお話する
読み聞かせが目的ではなく、このうさぎは何色だとか、くまさんは足をぶつけて泣いちゃったんだね〜とか、絵本解説みたいなことをやるようにしました。あとは、どっちが大きい?とかどっちが長い?とか…。
私自身、日常の中で積極的に話しかけるというのが下手で、会話の機会を増やすために取り入れてましたね。好きな絵本だと、娘の方が解説してくれたり、読み聞かせなんかもしてくれて (自分語も多かったですが 汗)、これは効果があったのかな…?と勝手に思っています。
興味関心が高いジャンルの単語を、意識して言いまくる
娘はとにかく食べることが好きなので、野菜や果物、おやつ系の単語は言いまくってました。笑
おままごと、ごはんの時など、物と名前が一致して言えるようになれば、どんどん話したくなるかなあと。最初こそ聞いてうなずくだけでしたが、真似して言ってみて〜と言うと少しずつ言うようになりました。
ちなみに食べ物カードも使って遊んでいて、いろいろ結びついてくると引っ張り出して名前を教えてくれたりもしましたね。
口もとを見せて、ゆっくりはっきり発音する
口の形も一緒に見せ、ゆっくりはっきり話すようにしました。単語を覚えてもらう時は特に、口を大きく動かして、一音ずつ一緒に言ってもらったりもして。
結果、真似っこゲームみたいになって楽しかったですし、目でも情報が入れられるからか、ぐんと話せるようになった気がします。
先回りや代弁を控えて待つ
言わなくても伝わる環境だと、言おうとする意識が薄くなり、結果言葉が遅くなるということが起きるのだそう。一生懸命考えて言葉を口に出すことが習得に繋がり、会話の練習にもなるので、じーっと待つことを意識しました。これ1番大変でした…
やれることはやる、でもあとは流れに任せる。


突然語彙が増え長い文を話せるようになったのも、大人と同じような発音で話せるようになったのも、結局何が良かったのかは正直わかりません。
娘の話したい欲求爆発!がたまたま重なっただけかもしれないし、舌を使うコツが急にわかったとかかもしれないし、ほんとのところの要因に確信はないです。
私的結論は、「必要なタイミングで、必要な成長を遂げる」ということかなと。
だから、こちらはやれそうなことはやるけど、そのあとは本人にお任せしますで良いと思っていて。
日常の中で私が「にゃんにゃん」は使わず、「ねこ」という単語をどんなに使おうと、変わらず「にゃんにゃん」と言うし、反対に教えてもいない「まいっか!」「かぎ持った?」という口癖をいとも簡単にコピーしてたり。笑
結局、本人の中でなんか頭に残った単語とか、言ってみたいと思った単語を、言いたいタイミングで言うわけであって、いつも聞いている言葉でも真似しないものは真似しない。本人にとって心に留まらない、今は必要のない言葉なのかなあと。
同じ本を読んでも、印象に残った言葉、好きだと感じた表現が人それぞれ違うのと同じで、何が響くか、何が面白いと思うかはみんなバラバラ。
もちろん、人が成長していく過程は昔から変わっていないので、それを軸に成長スピードを知ったり、サポートすることは大切だと思います。でもコントロールは、親子だろうとできないなと。
1人泣いたあの日、やっぱり焦って、いろいろ頑張らなきゃと生き急ぎました。やるべきこと、やらなきゃいけないことを決め、躍起になっていたと思います。
でも一生懸命頑張るほど、それなりの結果が欲しくなって、でも変わらない娘にイライラしたりもしました。
言葉の遅れを取り戻そうと頑張ったのは、自分が誰かに何か言われるのが嫌だったからだとも気付いて、さらに嫌な気持ちになって。本末転倒です。そんな黒い気持ちで何を頑張ったって上手くいかないし、上手くいったとしても、きっと何かを失っているだろうなと思います。
本当は、「見た目は成長してるのに、赤ちゃん語満載なかわいい娘を存分に楽しめば良かったんだ」と、今ならそう思えます。
改めて、とりあえず私がやれることはやったぞ!あとはお願いします!みたいな心持ちで子育てしようと決意した私です。
健診に行くのを不安にさせてしまったらごめんなさい…!
頑張りすぎず、明るい気持ちで子育てに向かえるママが増えますように。












